2015.09.28

産直・産地から甘い柿をお届け

産直・産地から甘い柿をお届け

日本の秋の風景に欠かせない、古くからある果物の柿。
今回は、栽培に合った気候の産地で生産者が丁寧に育てた柿をご紹介します。

平たねなし柿

※コープみらい、いばらきコープ、コープぐんま、
とちぎコープ、コープながのでの取扱い

産地で渋抜き 甘くしてお届け

「平たねなし柿」は、渋柿を代表する品種。名前の通り、種のない実がなるのが特徴です。産地では渋いまま収穫し、渋を抜く「脱渋(だつじゅう)」をしてから出荷しています。脱渋した時、甘くておいしい柿になるのは、生産者の日々の努力のたまものです。

歴史と若者の力の一体化で育てる甘さ
奈良県・美吉野農園

奈良県 美吉野農園

柿の生産者は68人。大和盆地を望む吉野川を隔てた南側の中山間地で、柿栽培が盛んな奈良県の中でも、早期に栽培が始まった地域にあります。標高200~350mの斜面に広がる柿畑は、年間を通して昼夜の寒暖差があり、実はきれいな柿色に仕上がります。

美吉野農園堀内俊秀さん

俊秀さん(右)と息子の俊孝さん

組合員さんへ届く日を計算して収穫

柿は晴れの日が多いと豊作と言われています。今年は春から天候がよく、大きく育ちました。ここ、美吉野農園は日本の中の柿の産地としては温暖な気候で、柿は、甘く、なめらかなやわらかさが特長です。
コープの宅配では、組合員さんの元へ届く日を計算できるので、食べごろをお届けできるよう、熟したものを収穫しています。

100歳を越えた木も、
若者も頑張っています

わが家の畑には樹齢100年ほどの木がたくさんあって、しかも元気。まだまだ頑張ってくれることでしょう。愛着があるのでこれからも大切にしていきたいです。
仕事は家族と。息子とは20年くらい一緒に作業していますね。周りもほぼ後継者がいて、若い者が刺激し合いながら技術を磨いています。ぜひ、美吉野農園の柿を食べてみてください。

つぼみを間引く「摘蕾(てきらい)」の様子。1つの実に栄養分がよく行くようにします

受け継いできた技術で育てる自慢の甘さ
奈良県・西吉野産直組合

奈良県 西吉野産直組合

奈良県中西部の標高300メートル前後に広がる畑で、11名の生産者が平たねなし柿を栽培。年間平均気温14~15℃で昼夜の温度差があることや、急斜面で水はけの良い地形と保水性に優れた土壌によって、色・味の良い柿ができる、全国有数の産地です。
日々の作業内容を記録し、確認する体制も整えています。

西吉野産直組合岡崎将和まさかずさん

岡崎さんご家族。右端が将和さん

組合員さんの声に応えながら発展

コープとはまだ私が生まれていないころ、1980年ごろからお付き合いが始まりました。
父や先輩生産者たちは、組合員さんの甘い柿を望む声やバイヤーの栽培履歴の管理へのアドバイスなどに耳を傾け、ご期待に応えられるよう努力することで、一緒に発展してきました。少ない農薬の使用でも病気にならないおいしい柿を作るため、技術を高めてきたんです。

より技術を高めてお届けを続けたい

私は組合の中では一番の若手。毎年違う気候に対応したり、それぞれの木に合わせた剪定など見極めは難しく、まだまだ技術を向上させなければ、と感じています。
受け継いできた技術はこの産地の自慢です。日々の挑戦を続け、より質の良い柿を育てます。ぜひ、これからも多くの組合員さんに味わっていただきたいです。

畑の大半が傾斜しているので、仕事はハード。脚立の足を踏み外したら、そのまま下まで転がってしまいそうなほどです

畑周りの草刈りもしっかり丁寧に行います

1枝に実が1個となるよう、つぼみを間引く「摘蕾(てきらい)」の様子。開花までに行うことで果実が大きくなる率を高めます

丁寧に作った土で育むたっぷりの甘さ
和歌山県・紀ノ川農協

和歌山県 紀ノ川農協

柿の生産者は98人。太平洋を流れる黒潮の影響で温暖な気候が農産物の栽培に適していて、自然の恵みを大切にしながら平たねなし柿を育てています。生産者皆で化学合成農薬や化学合成肥料の使用を減らした環境に優しい農業に取り組んでいます。

紀ノ川農協堂田修さん

おいしい柿は健康な土作りから

大きくて甘くジューシーな柿にするには、健康な土が大切です。私は発酵鶏ふんや有機質肥料を入れて健康な土を作っています。すると木も健康になり、おいしい柿ができるんです。
また、畑は日当たりが良いところにありますが、枝や葉を整えてより実に太陽の光が当たるようにもしています。

太陽の光をあびて大きくおいしくなります

安心して食べていただけるように

栽培は父から継いで10年あまり。どうしたら組合員さんに安心していただける柿を作れるか考え、農薬の使用をできるだけ抑えた栽培に取り組んでいます。それには防除のタイミングがポイント。適期を見極め、その1回を丁寧に行うことで、病害虫から守れるようになりました。
私たちの柿で組合員さんも元気になっていただきたいです。ぜひ食べてみてください。

柿の花。周りの緑色の部分がへたになります

【食料自給力を高めよう】 産直 平たねなし柿(サイズ込) 750g(4~5個) ※長野エリアのみ「1kg(5~7個)」の取り扱いとなります

【特別栽培 グリーン・プログラム 農水省新ガイドライン 特別栽培農産物】 産直 平たねなし柿(特別栽培・サイズ込) 550g(3~4個) ※長野エリアのみ「750g(4~5個)」の取り扱いとなります。

おけさ柿

※コープにいがたのみの取扱い

産地で渋抜き 甘くしてお届け

新潟県産の渋柿は「おけさ柿」と呼ばれます。「おけさ柿」は、刀根早生(とねわせ)と平たねなしのことで、種がない渋柿を代表する品種です。佐渡島の羽茂(はもち)地区では県内でも早くから栽培が始まり、約80年の歴史があります。
生産者が渋いまま収穫した柿は、選果場で渋を抜く「脱渋(だつじゅう)」をしてから出荷されます。脱渋庫に入れ、アルコールと炭酸ガスを散布することで渋味の成分を変化させ、渋味をなくしています。

新潟での柿栽培の先駆け
80年の歴史を誇りに育て上げる甘さ

佐渡島・JA羽茂(はもち)

新潟県 JA羽茂

佐渡島の南部に位置し、新潟県内の中でも積雪が少ない温暖な地域はおけさ柿の栽培に適しています。
現在、県内産のおけさ柿の出荷量の約50%をJA羽茂産が占めています。生産者は480人。すべての畑の栽培管理チェックを年3回実施したり、栽培指導会を開催するなど、品質の良い柿作りに努めています。

JA羽茂若林直樹さん

実らせるのは1枝に1つだけ

今年は、春から晴れた日が多かったです。昔から「照り年は柿がよい」と言われているので、より自信を持っておいしい柿ができると言えます。
栄養分がしっかり実に届くよう、つぼみの段階から間引き、早い時期に1枝に1果にします。5月中旬から約半月は毎日この摘蕾(てきらい)の連続です。大きくておいしい実を育てるために、最も力を入れている作業です。

組合員さんに身近な産地であり続けたい

現在、後継者不足の問題がありますが、都会からIターンでやってきて柿作りに挑戦したいという若者も増えています。やる気のある若者には期待しています。
歴史のある、JA羽茂のおけさ柿。私たちが育て上げた柿は、なめらかな舌触りとみずみずしさが魅力です。ぜひ、味わってみてください。

JA羽茂の生産者の皆さん

実を傷つけないようやさしく収穫します

天候に恵まれ、立派に育ちました

【食料自給力を高めよう】 産直 おけさ柿(サイズ込) 750g(4~5個)

産直 おけさ柿(サイズ込) 450g(3~4個)

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