年間を通して『ハピ・デリ!』でご案内しているトマト。
いつでも組合員さんの食卓で味わっていただけるよう、
全国に広がる産直産地を中心に、収穫期を迎えた産地からお届けしています。
今回は、7産地の生産者をご紹介します。

埼玉産直センター
生産者 関本義孝さん

埼玉県
埼玉産直センター
埼玉産直センターは、スタートから40年以上、コープとともに農作物の栽培に取り組んでいる生産者団体です。この地域は、利根川が育んだ肥沃な土壌と、晴天が多く日照量に恵まれた気候が特長。太陽の光がたくさん必要なトマトの栽培に適しています。

大切に育てたトマトを
みんなお届けできるのがうれしい

わが家は以前、一般の市場に出荷していました。その頃は収穫後、サイズやキズの有無を細かく選別する必要があり、ピークの時期には寝る間もないほどの忙しさでした。そんな状況を変えたのが、2014年からコープネット向けに出荷を始めた「畑まるごともぎっこトマト」です。今までは出荷しなかった見た目のよくないものも含め、選別せずに“畑まるごと”お届けできるようになったんです。愛情込めて育てたトマトを余すことなくお届けできるのは、うれしいですね。そして、見た目がよくないものもお届けする以上、よりおいしいものを作っていかなければという思いがあります。選別作業が減った分その時間をおいしさの追求にあて、これからも自慢のトマトを栽培していきます。

食料自給力を高めよう 産直 畑まるごともぎっこトマト 1.5kg箱(サイズ込)

JA水戸ひぬま産直部会
部会長 柳義之さん

柳さんご家族(左から2番目が義之さん)

茨城県
JA水戸ひぬま産直部会
この地域は晴れの日が多く、しっかり光合成が行われるため、酸味が少なく甘みの強いトマトに仕上がります。また海が近いことから、太平洋からの風が病気にかかりにくくなるなど、トマトの栽培に適した地。現在、14名がトマトを栽培。同部会のトマトは、生産者の名前入りのカードを同封してお届けしています。

より良い栽培方法にチャレンジ!

たくさんいらっしゃる組合員さんにトマトをお届けし続けるには、実るトマトの味や大きさにバラつきが出ないように育てることが大切です。部会で栽培方法を見直し、今年から木を約3メートル吊り上げて栽培する「高軒高栽培(こうのきだかさいばい)」に挑戦しました。
実一つひとつにしっかり陽が当たり、風通しが良いので病気になりにくく、元気なトマトが育ってくれます。今年も自慢のトマトがたくさん実りましたよ。

組合員さんの笑顔が励みに

コープネットの産直産地として14年以上。収穫体験などを通して組合員さんと交流する「産地交流」を、これまで20回以上開催してきました。直接組合員さんから意見を聞くことができる貴重な機会。産直産地になって良かったと思います。もぎたてのトマトを笑顔でほおばる組合員さんを見ることができるのも魅力の一つ。もっと皆さんを喜ばせたいと栽培にも力が入ります。

食料自給力を高めよう 産直 ひぬま産不揃いトマト 1kg(サイズ込)

JAうつのみや
生産者 阿部一仁さん

栃木県
JAうつのみや
広大な農地や鬼怒川水系などの豊富な水源に加え、日照時間が長いという恵まれた自然環境を生かし、野菜や果樹の栽培が盛んに行われています。組合員さんに喜ばれるトマトの生産を目指し、講習会や研修などを通して、生産者の知識向上や情報交換を積極的に行っています。

日々、ていねいに管理し
味に深みを出しています

私のところではトマトの他に米づくりもしているので、稲わらを畑にたっぷり加えています。有機物を土に混ぜることで、ちっ素分が増えて木が丈夫になり、味に深みのある良いトマトが実るんです。
また、実をつける前のトマトの木は元気がよく、葉がどんどん育ってしまいます。肝心の実に栄養が行き渡るよう、早い時期からこまめに木々を見回り、与える肥料や水の調整をしています。この期間は非常に気を使いますが、今年もしっかり管理できたので、たくさんのトマトが実りました。ぜひ食べてみてくださいね。

食料自給力を高めよう 産直 うつのみや産トマト 1パック(4~6個)

長生産直
生産者 井桁東栄さん

千葉県 九十九里海岸
長生産直
千葉県の九十九里海岸の中央に位置しています。温暖な気候と水はけの良い砂地を生かし、トマトやミニトマト、玉ねぎなどの生産が盛んに行われています。コープネットとは35年以上のお付き合いです。

木々の様子に合わせた世話が
おいしいトマトを作る

農業において大切なのは、育てる作物の“声”をきちんと感じ取り、時期や環境に合った世話をすること。葉の状態や実のなりかたなどのわずかな変化にどれだけ気づけるかが、生産者の腕の見せ所なんですよ。日々、ハウス内の木々をこまめに観察することで、トマトの声なき声が聞こえてくるんです。
今シーズンは暖冬の中、急な冷え込みや曇りの日が続く不安定な天候で、ハウス内の温度管理をていねいに調整して育てました。収穫のピークを迎えたこの時期、日照時間が長くなり昼夜の寒暖差も大きいので、味の濃いトマトに仕上がるんですよ。

食料自給力を高めよう 不揃いトマト 600g(サイズ込)

JAたまなトマト部会
部会長 出口幸一さん

出口さんご夫妻(2016年1月撮影)

熊本県
JAたまな(熊本県玉名市)
熊本県北西部に位置し、有明海に面した平坦部で栽培しています。ハウス栽培が盛んで、トマトやミニトマトは産地を代表する作物。生産者全員が化学合成農薬の使用を控えた環境に優しい栽培などに取り組んでいます。
収穫後も、できるだけ早く予冷庫で品温を下げ、追熟を遅らせることで鮮度を保てるようひと手間かけています。

長年の経験とカンが
甘さを引き出す

トマトは温度管理が難しい作物。ハウス内の温度は、季節ごとではもちろん、一日の中でも常に変化します。約35年作り続けてきた経験から葉や幹、実の状態を注意深く観察し、きめ細かく温度を調整しています。
5月に入ると気温が高くなり、日照時間が長くなります。太陽の光をたくさん浴びて糖分を蓄えたトマトは、甘さが増しておいしく仕上がるんですよ。今年は開花時期から天気が良かったので、味の濃いトマトができました。熊本から、自信を持ってお届けします。

食料自給力を高めよう 不揃いトマト(期間限定増量) 800g(サイズ込)

タカギ農場
生産者 高橋泰道さん

タカギ農場のみなさん(写真の前列右が高橋さん)

新潟県
JA新潟市(タカギ農場)
JA新潟市管内は、ハウストマトの生産が盛んな地域。曇り空が多く日照時間が少ない冬場の気候は、特にフルーツトマトの栽培にぴったり。トマトがゆっくり成長するため、与える水を控えた厳しい環境でもしっかり育ちます。

厳しい環境であま〜く育てた
フルーツトマト、お届けします!

フルーツトマトを食べると、みなさん普通のトマトとの味の違いに驚きます。一般の栽培方法に比べて与える水の量を控えているから、トマトが自ら栄養を蓄えようと甘く、味が濃くなるんです。厳しい環境で育てるため、毎日、天候や木の状態に合わせて水や肥料を細かく調整。管理は大変ですが、多くの組合員さんにその甘さを味わっていただきたくて、日々栽培に取り組んでいます。

凝縮された甘さを楽しんで

うちのトマトは、えぐみや青臭さが少ないのが特長です。トマトそのままの甘さや食感を楽しんでいただきたいから、冷してそのままや、サラダで食べてみてくださいね。

食料自給力を高めよう タカギ農場のフルーツトマト 250g(サイズ込)

茨城県西産直センター
生産者 箱守薫さん

写真は3月末に撮影しているため、トマトの苗が十分生育していない状態です。
出荷時期には、ハウスの天井から木を吊って、トマトの実をならせます。

茨城県
茨城県西産直センター
鬼怒川・小貝川流域の肥沃な大地と筑波山麓の伏流水に恵まれ、野菜やお米などの農作物の栽培が盛んです。火山灰土の畑は雨が降っても乾燥しやすく、病気にかかりにくいため良質なトマトが育ちます。

組合員さんの「おいしい!」が
トマトづくりの励み

私たちの産地は組合員さんとの交流が盛ん。以前、私の畑に来てくださった組合員さんが、収穫したばかりのトマトを食べて「おいしい!」と喜んでくれたのが、強く印象に残っています。消費者である組合員さんと直接お会いして意見をうかがったりできるのは、コープネットの産直産地だからこそと実感しましたね。これからも組合員さんに喜んでもらえるよう、水やりや肥料を入れるタイミングを見極め、甘みと酸味のバランスがとれたトマトづくりに励んでいます。

食料自給力を高めよう 不揃いトマト 800g(サイズ込)