産地 / ゴールド農園(青森県弘前市)青森県 ゴールド農園

自信を持ってお届けするために

生産者石岡千景さん

祖父が開いた畑を引き継ぎ8年。食べていただく組合員さんに自信を持ってお届けするため、木の剪定や土作りなど栽培に関わる全てにおいて、“これでおいしいりんごができる”という納得できる根拠を持って取り組んでいます。我が家では、祖父も父も私の意向を尊重し、やりたいように取り組ませてくれます。本当に恵まれた環境です。

しっかり熟させ、おいしくしています

青森では、11月には雪が降り始めます。雪が降るとりんごが凍ってしまうため、ぎりぎりまで木で熟させています。毎日食べて、納得した味になった時が収穫のタイミング。それまでは天気との闘いです。雪が降ってもすぐとけて消えてしまうのであれば収穫を待ち、積もる雪の場合は収穫を急ぐなど、気候を読むんです。この判断が一番難しいですが、食べてくださる方を思うと頑張れますね。

  • 畑を回る石岡さん。毎日、天気予報と実のチェックは欠かしません
  • 収穫したりんごを選果する様子。「りんごはみんなで作るのが大事」と石岡さん。現在7haの畑を、石岡さんを中心に家族やスタッフと管理しています

産地 / 八峰園(青森県南津軽郡藤崎町) 青森県 八峰園

量より質を大切に

生産者葛西秀忠さん

夫婦でりんごを作り続けて38年。一緒にいる時間が長く、けんかをすることもあります。だけど選果は「食べる人が喜んでくれるりんごだけを出荷する」という妻の思いを大切に、しっかり行っています。2人で目指すのは、量よりも品質の良いものを作ること。これからも、力を合わせて作り続けます。

  • 葛西さんご家族
  • 収穫作業の様子。地域に5カ所ある畑を順番に回って行います

受け継いだ畑を守り続けたい

生産者佐藤義明さん

100年以上続く畑を母や妻と一緒に守り続けて約40年。父から急きょ畑を継いだので、技術を引き継ぐ間もありませんでした。りんご作りは冬場の木の剪定も重要。500本以上の木を1本ずつ剪定し、良いりんごが育つ準備をします。剪定は奥が深く、毎年チャレンジです。最近では長女も手伝ってくれるようになり、助かっています。いずれ継いでもらえたらうれしいですね。

  • 佐藤さんご家族
  • 仲の良い義明さんのお母さん(左)と奥さん(右)。「うちのりんごは、地域の人もおいしいと言ってくれるんですよ」

りんご作りが楽しくて仕方ないです

生産者小山内弘大さん

就農して4年ですが、小さい頃から畑が遊び場だったため、見回るだけで木の様子やりんごのことがわかります。
だから予防も早くでき、むだに薬に頼ることはありません。今後、技術を高めていけば、もっと安心して食べられるおいしいりんごができるはず。そんなことを考えながら作るのが楽しいんです。昔はりんご作り一筋の父をあまりよく思わないこともありましたが、今では父のおかげで自信を持ってりんごを作れています。

  • 小山内さんご家族とお子さんのお友だち
  • 毎日畑に足を運ぶ弘大さん。気が付いたらお父さんと同じで休みなしだとか

小山内さんイチオシ! りんごは、皮をむかずにそのまま食べるのと、皮をむいて食べるのとでは、甘さの感じ方が違うんですよ。ぜひ食べ比べてみてくださいね!

産地 / 土佐文旦産直協同組合(高知県土佐市)土佐文旦産直協同組合 
				高知県

生命感あふれる山で文旦を作っています

組合長・販売担当西森幹展さん

私は3代目。いったん、外で働いてから文旦栽培を始めて20年になります。我が家の場合、畑は何カ所にも分かれていて、その山の一つひとつ、それぞれの表情が違うんです。鳥が巣を作って子育てをしていたり、スズメバチがいたり、チョウが乱舞する季節があったり。生きものが一生懸命に生きている、命を感じる場所なんですよ。

山の元気ごとお届けします

山の環境をいかしながら、よりおいしい文旦を育てたい、山の元気ごとお届けしたい、と考えています。食べてくれた人も元気になって、喜んでもらえれば何よりです。そのためにも、どうしたらもっとおいしくできるのかなど、いつも考えて試すようにしています。そうすれば仕事の質はもちろん、人生の質も上がっていくと思うんです。自分もしっかり毎日を生きて、文旦作りに取り組んでいきたいです。

  • 収穫の様子。「アシナガバチに1シーズンで5回さされた」こともあるそう
  • 「おいしかったよ、ありがとう。ご利用くださって、ありがとう。そんなありがとうを重ねていくことで生産者も食べてくれる人も幸せになれるんじゃないでしょうか」

目標クリアに向けて考えるのが楽しいです

栽培管理担当矢野弘さん

土佐文旦産直協同組合には1年前に入りました。コープが私たちの農薬の使用を控えた栽培への努力などを認めてくれ、組合員さんにもそうした情報を伝えられるのがいいですね。せっかく私たちが努力や工夫を重ねても、ご理解いただけないのは残念ですから。それにコープと立てた1年間の栽培計画に沿い、目標をクリアするためにどう育てたらいいのか考えるのが楽しいです。

組合の仲間は大事な存在です

20歳の時この世界に入り、父とはけんかの連続でした。経験がある父は、私が挑戦してみたい新しい技術を取り入れるのをなかなか認めてくれなかったんです。今は全てを任せられているので、のびのびとやっています。
組合の中で私は若手です。同年代の仲間と情報交換することもありますし、その親からアドバイスをもらうこともあります。人の親からのアドバイスなら、素直に聞く耳を持てるんですけどね。自分の息子のように気にかけ、アドバイスしてくれるので、ありがたいです。

  • 奥さんの香穂さんと力を合わせて収穫。香穂さんは3人目のお子さんが保育園に入ったころから栽培をサポートしています
  • 「夫はいつも本やネットで勉強していて、私の呼びかけに反応しなかったり、話を覚えていない、なんてこともしょっちゅうなんですよ」と香穂さん